宇宙の法則の講話 や パワーストーンの見立てなどをされている 園恵ママさんから お寺での瞑想会に お誘い頂き、兵庫県 佐用町にあります 高野山真言宗 分立山 常光寺にて「月輪観(がちりんかん)」瞑想を体験してきました。
こちらの 分立山 常光寺は「星の道場」と呼ばれ、星に祈り星を祀る 真言密教 祈願のお寺です。
佐用町は 夜空に満点の星を見ることができ、平安時代に活躍していた 陰陽師ゆかりの地でもあります。安倍晴明が 星に関連する呪術や学問で國事の決定に携わっていたことも「星の都さよう」と呼ばれる所以のひとつです。
月輪観とは、自分の心の中に月輪(満月)を観じて、それをしだいに拡大してゆく。心、ハートの大きさから、 自身の身体を包み込む大きさ、自身のいる建物の大きさ…と、どんどん「月輪」を広げてゆき、宇宙をも包み込み、それをまたどんどんと小さな月輪にし、自身の心におさめ、宇宙と一体となる「宇宙法界」の瞑想法です。
坐禅や手の組み方、呼吸法、半眼など 常光寺 樫本僧侶 の丁寧な先導の元 すすめてまいりますので、初めての方でも気軽に密教瞑想「月輪観」を体験できます。
瞑想に興味はあるけれど、方法が分からないとか、ひとりでは中々難しい?と思っている方は、一度 こちらで体験されてはいかがでしょうか? 自然に囲まれた物静かな環境で、月輪を抱きながらの 「月輪観(がちりんかん)」瞑想。お勧めです。
また、常光寺 本堂右手には、青龍大権現をお祀りた 社祠もありますので、ぜひ お参りください。
運が良ければ、龍神さまにお目にかかれるかも知れません。
今回の旅で、柔軟な密教の教えの中にある 「月輪観(がちりんかん)」瞑想を知りました。
そう、なにも ひたすら「無」になることばかりが、瞑想ではないのです。人は煩悩の塊のようなもの。 煩悩があっての人でもありあます。 どうやら これからの世の中は、ますますに 柔軟さを求められるような気がします。 あなたも やわらかあたまでお過ごし下さい。
法(のり)とは 仏教の教え。 とても言葉では語ることのできない、法。
密教は 目には見えない、真理の世界。
慈悲 「 わたしは あなた、あなたは わたし。」 弘法大師空海の教えより。
2019.5.11
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