巫女の志事(しごと)の中に 「目合」というものがある。
女性は 自身の身體を 自然の摂理、生理で浄化することが出来るが、
男性はそうではなかった。
では どのように 浄化するのか?
それは、巫女との「目合」により 行うことができる。
女性の體のそこにある 参道(産道)の所以である。
また 巫女は 男性を参道に 通すことにより、
霊力が高まり、天と繋がることができる。
故、古來より神託を得たり、口寄せなどができるのであろう。
過去生に 巫女であったわたしには、
それが その身の上が納得できなかったように思う。
おそらく 殿方は より浄化力の強い巫女を求めたのであろう。
巫女は 巫女である前に、一人の人間。女性である。
しかし、いつしか その行為は 違えはじめた。
世が乱れれば乱れるほどに、浄化、神託が求められるようになり、
乱世を治める 道具のように扱われ始めた…。
のだろうな。。。
世が、世なだけに いたしかたなかった…かも知れぬが、
人には 感情がある。
情を違えて 世が平安を取り戻せるハズもなかろうに。
人間は やはり 愚かな生き物だ。
しかし 昨今、急務として「女性性の開放」が待たれる。
それほどまでに、今 より多くの女性が巫女としての活躍を願われる程に
地球が危機的状況なのであろう。
陽もあり、陰もあり。
その中に在りて、老若男女 全てが 癒され 浄化されますように。
今のわたしは 一刻も早く 霊力を取り戻したいのですが、
流石に 目合者 募集!! とは 大きな声ではいませぬ。"(-""-)"
0コメント