神の戸と書き 神戸 こうべと読むこの地の須磨区と長田区の区界に在る
高取山は 「たかとりやま」 と読む。
毎日登山や散策に良好な山として 愛されるこのお山は
地元民の間では 「たかとりさん」と親しみを込めて呼ばれている。
また 六甲山縦走路の一つでもあるが、六甲山系の独立峰として存在している。
古くは「神撫山(かんなでやま)」と称されていたが、
長田区の民話において 山全体が水没した際にタコが多く釣れたことから
「タコ取り山」と呼ばれるようになった。
また、昔 鷹が巣をかけることがあり、その鷹を捕獲する山の意味で「鷹取山」と呼ばれていたものが、江戸時代中期以降、山麓地域への年貢の賦課の厳しさから、「鷹」を「高」に変えたなどともいわれている。
海抜 328.8m の山頂には 高取山神社があり、山頂一帯を境内としているが、
お山全域が 神の御座す所で 山裾より お社や数多くの祠がある。
阪神淡路大震災の影響で 未だ全ての修復には至っていないが、
お神酒や花を手向ける姿から、今でも 地元民が大切に守っていることが見て取れる。
高取神社ホームページは コチラ ← click
0コメント