恩贈り

今日は わたしの誕生日

わたしが地球に生まれた落ちた日

そんなことも忘れて過ごす日常

数日前に母に誕生日ケーキのことを聞かれたのに

数日後には もう… 　忘れていた。

真夜中の日付が変った頃

スマホに届いたメッセージで それを思いだす。

年に一度

誕生日のメッセージで言葉を交わすくらいの間柄でも

大切な日を祝ってくれる言葉は やはり嬉しいものだ。

それは まるで “恩贈り”

いつの日にか 見知らぬ誰かに贈った 恩がぐるりと回って

大切な日に訪れた。

今日は ゆっくりと 日常の中に

当たり前にある 無数のしあわせに目を向けてみた。

母がいる 父がいる

子どもたち

日常を和ませる 太陽と凛もいる（二匹の飼い猫）

仲が睦まじいとはいえないが パートナーもいて

雨風をしのげる家もあり

眠る時は 温かな布団がある

わたしは なんて幸せなのだろう。

本当に 本当に。。。

今日は ゆっくりと しあわせを感じ 感謝した。

忙しさに紛れ

見失いがちだけど

日常には たくさんの幸せが溢れている。

宝物を探すように出かけてみないか？

※ 恩送り ＝ 正しくは「恩送り」と書きます。